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北海道・旭川「蜂屋」

出店期間:2023年10月31日(火)~11月20日(月)

昭和22年創業。クセがあるけどクセになる

創業76年を迎える、現存する旭川ラーメンの最古参のお店。スープはとんこつと、魚介系を別々にとる「ダブルスープ」方式。今ではポピュラーとなっている「ダブルスープ」を半世紀以上も前から独自で開発。そして蜂屋の代名詞である「クセがあるけどクセになる」と言われる所以は、どんぶり一面を覆う風味豊かな「焦がしラード」。週5回通う常連も多くいます。麺は旭川ラーメンの礎を作った低加水の縮れ麺。麺に加える水の量が少ないため、スープをよく吸って麺とスープとの一体感が味わえます。唯一無二の味わいをこの機会に是非お召し上がりください。

① スープ

蜂屋のスープは、鯵(あじ)の丸干しでとった魚介スープと、とんこつスープを別々にとって、最後にブレンドする、いわゆる「ダブルスープ」。
とんこつは一度冷水で冷やして余分な油を取り除きます。トンコツスープと魚介スープでは美味しく仕上げる時間帯が異なるため、別々にとってブレンドするという手法を考えました。この手法はあまりにも手間と技術を要するため普及する事はなく「蜂屋」の特徴の一つになりました。

② 麺

旭川ラーメン一番の特徴となるのがこの「低加水麺(小麦に加える水が少ない麺)」。初代・加藤 枝直氏と兄にあたる加藤 熊彦氏によって作り上げられたこの麺は、麺に加える水の量が少ないため、スープをよく吸って麺とスープとの一体感が味わえます。 その後、この麺は兄の会社「加藤ラーメン」によって旭川市内のラーメン店に普及し、この「低加水麺」は旭川のスタイルを象徴するものとなりました。

③焦がしラード

旭川ラーメンの特徴の1つである、どんぶり一面を覆う「ラード」。
しかし蜂屋のラードは他店とは異なり独特な風味を持ったもので、蜂屋の代名詞である「クセはあるけどクセになる」と言わせた蜂屋一番の特徴となっています。
その焦がしラードの作り方は、寸胴鍋に良質なラードと豚の脂身、鰹節などの節類を加え焦がします。ラードだけだと表面の油が分離し、香りもよくないということで初代店主がいろいろ試行錯誤した結果、この焦がしラードが誕生しました。

中縮れとんこつ醤油

主なメニュー

しょうゆラーメン
1,000円
ミニしょうゆラーメン
680円
煮玉子入りしょうゆラーメン
1,150円
ミニ煮玉子入りしょうゆラーメン
830円
しょうゆチャーシュー
1,250円
ミニしょうゆチャーシュー
930円
蜂屋名物 豚めし
450円
味付半熟煮玉子
150円
大雪地ビール
680円

※メニューは一例です。
※メニューおよび価格等は予告なく変更になる場合があります。
※品切れの際はご了承ください。

この店舗のお知らせ

お知らせはありません。

本店紹介

蜂屋 三条店
住所:北海道旭川市三条通15丁目左8

蜂屋 五条創業店
住所:北海道旭川市五条通7丁目右6

URL
Twitter:https://twitter.com/hachiya19471208
Instagram:https://www.instagram.com/hachiya19471208/

店主紹介

戦後の混沌期、初代・加藤 枝直氏は、当時としては珍しい蜂蜜を使ったアイスクリーム店を昭和21年に開業。屋号「蜂屋」は蜂蜜の「蜂」に由来しています。
そして、アイスクリーム店を営業する傍ら、近所の日本蕎麦屋店から「中華そばという食べ物がある」ことを聞きつけました。好奇心が強かった枝直氏は、全くの独学で特徴的な風味を持つラーメンを作り上げ、昭和22年12月8日に、アイスクリーム店「蜂屋」からラーメン店「蜂屋」に生まれ変わりました。
そのラーメンは爆発的な人気を呼び、昭和30年代に入ると「休日には映画を見てから蜂屋でラーメンを食べる」というスタイルが旭川及び周辺町村の「休日の過ごし方」として定着するまでになりました。
このように順風満帆だった蜂屋ですが、突然大きな事件が起きます。東京オリンピックが開催された昭和39年、初代・枝直氏が交通事故にあい、記憶喪失になってしまったのです。
初代のみが知る一部のレシピは記憶喪失によって闇に包まれてしまいました。この当時、二代目・加藤 直純氏はまだ15歳でした。直純氏は13歳から蜂屋の手伝いをはじめ、大学時代は旭川を離れていましたが、卒業した昭和47年に正式に蜂屋で働きはじめることとなりました。
直純氏曰く「私は父のように何か新しいことを生み出すというよりも、ひたすら父が築き上げた歴史とお客様を守ってきました。父が偉大だったこともあり守るということも本当に大変でした。おかげさまで父の代から衰退することもなく、常に多くのお客様にお越しいただけたことは自分の自信にもつながりました」とのこと。
二代目が初代の精神を受け継ぎ、絶え間ない苦労・挑戦をしたことにより、蜂屋は今もなお繁盛を続けているのです。