2022年12月16日(金)オープン
佐野実氏の想いを繋ぐ。“幻のラーメン“復活。
2002年「新ご当地ラーメン創生計画」第2弾として誕生した「八戸麺道大陸」。
プロデューサーは支那そばや 佐野実氏。惜しまれつつ閉店した“幻のラーメン“が3週間限定で復活します。
宮内庁御用達の「シャモロック」をはじめ、厳選された北国の食材をふんだんに使用した至極の醤油ラーメン。手間をかけ1玉1玉手もみした太麺は「南部小麦」、「ねばりごし」を使用。この機会しか食べることのできない貴重な逸品です。
①スープ
「シャモロック」、「ガーリックポーク」をはじめ、モクズガニ、焼き干し、干しイカ、干し貝柱など厳選された北国の食材をふんだんに使用。 タレは、醤油の風味で懐かしさを演出。岩手県陸前高田産の2年もろみ熟成醤油に小川原湖産のしじみから抽出したエキスを加えました。
②麺
手間をかけ1玉1玉手もみした太麺は「南部小麦」と「ねばりごし」を使用。
八戸の郷土料理「ひっつみ」にヒントを得て、モチモチとした食感と舌触りを出しました。
③具材
チャーシューには収穫量日本一のニンニクを餌として食べさせる十和田産「ガーリックポーク」を使用。食感の違いを楽しんでもらえるようモモ肉と肩ロースを1枚ずつ配置。メンマは麺の食感との一体感を考え、短冊状のものを使用。彩に緑鮮やかな小松菜とねぎを加えました。
中縮れ醤油
この店舗のお知らせ
お知らせはありません。
本店紹介
過去ラー博出店期間:2002年3月6日~2003年2月23日
※本店は2009年4月30日閉店
店主紹介
「八戸麺道大陸」は「新ご当地ラーメン創生計画 第2弾 八戸編」で出店したお店です。対象エリアは青森県八戸市。プロデューサーに「支那そばや」創業者・佐野実氏を迎え入れました。
店名「八戸麺道大陸」は、「八戸の地で新しいラーメン文化を切り開いて行く」という思いから名付けられました。
古くから漁港として栄えた「八戸」は、漁港を背景とした新鮮な海産物をはじめ、周辺の旧南部藩地域には鶏、豚、各種野菜等、全国的に見ても良質な農作物が豊富な「知られざる食材の宝庫」で、プロデューサーの佐野実氏もこの食材大陸に惚れこみました。
2001年9月27日に出店事業主募集を始め、約50名弱の応募者の中から出店事業主に選ばれたのは、昭和32年創業の老舗中国料理店「大陸飯店」の箭内一三総料理長(当時の肩書)でした。
箭内氏が修業に入ったのは2002年1月15日。当時20人弱の弟子を持つ箭内氏の修行はゴミ捨て、下処理から始まりました。2月に入ると、ようやく佐野氏とラーメンの試作に取り組みはじめ、お互いもてる力を振り絞り、最高の味を目指しました。長いようで短い期間内、試行錯誤を繰り返し、2月14日、ついにお互い納得の行く味が完成したのです。
そして2002年3月6日、新横浜ラーメン博物館8周年記念日に、八戸麺道大陸がオープンを迎えました。オープンと同時に大勢のお客さんが大陸を目指し、店はあっという間に長蛇の列に。結局この日は夜まで一度も行列が切れることなく、閉店を迎えることとなったのです。