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RAUMEN TRIVIA ラーメントリビア

ニンニククラッシャーのルーツはレモン絞りだった

今やとんこつラーメン店でかかせないものといえば「ニンニククラッシャー」。このニンニククラッシャーの誕生は今から遡ること約30年前の事でした。
その発祥の店はなんと!「ラー博」に出店している博多「ふくちゃんラーメン」なのです。

当時の九州ラーメン店では、おろしニンニクを卓上に置き、お好みでラーメンに入れていたのですが、「ふくちゃんラーメン」の先代は、「おろしたてのニンニクを味わってもらいたい」と、当初はおろし金と生のニンニクを卓上においていました。しかし、実際おろし金でけがをしたりおろしている間にラーメンが冷めたりと、様々の問題が起きたのです。

そこで先代は、「何とか簡単にできるものはないのか?」と金物屋に向かいました。いろりろ探した結果、発見したのが「スイス製のレモン絞り機」でした。
「これさえあれば簡単に生のニンニクを味わえる」と思い、使うようになったそうです。
またその珍しさから、昭和52年に放送された福岡ローカル番組では「この器具は何に使うものでしょう?」といった問題が出されたほどだったのです。

その後、様々なメーカーがニンニククラッシャーを開発し、今ではとんこつラーメンの定番となったのです。