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お知らせ 2025.05.02

ニッポン小麦紀行 第2弾「農林61号 醤油らぁ麺」(5/15~5/21)

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ニッポン小麦紀行
第2弾・「淺草來々軒」

2025年5月15日~5月21日 販売!


「ニッポン小麦紀行」第2弾は「淺草來々軒」より『農林61号 醤油らぁ麺』を販売いたします!

【販売価格】
農林61号 醤油らぁ麺  1,400円
※OPEN~1日150食限定

【販売期間】
2025年5月15日(木)~5月21日(水)


スープは、金華豚のげんこつと背ガラ、名古屋コーチンの丸鶏とガラからじっくりと旨みを引き出した、まさに至高の一杯。そこに來々軒伝統の醤油ダレを重ね、最後に支那そばや特製の生醤油をひと垂らしすることで、立ちのぼる芳醇な醤油の香りが一層食欲をそそります。
具材には、旨みの詰まった平田牧場三元豚のモモ肉、シャキッとした食感と爽やかな風味のわけぎ、そして香り豊かな浅草海苔を添え、主役である麺とスープの美味しさを際立たせる名脇役たちが揃います。すべてが調和し、一口ごとに心と舌を満たしてくれる一杯です。


●今回使用した小麦

2020年、浅草來々軒を復活するにあたり、当時の証言や史実に基づき、麺の再現を行いました。
その証言から、日清製粉の"鶴"と"亀"について調べ始めたのですが、当時使用していた小麦を特定するまで1年近くかかりました。その経緯について今回は割愛しますが、群馬県及び近郊の「赤坊主」という品種にたどり着き、その遺伝子を持つ小麦粉として「さとのそら」の1等粉、2等粉を使用し、麺を再現しました。

今回の「ニッポン小麦紀行」は、本店のある地域の地産小麦を使用するというコンセプトですが、淺草來々軒に限っては、「赤坊主」から「さとのそら」に至るまでの系譜の中から小麦粉を選択するというコンセプトで行います。

その系譜の中で多く登場するのが「農林61号」です。
この「農林61号」は小麦の横綱と呼ばれるほど、以前は日本国内で最も栽培されている品種の1つでした。現在は希少価値が高く、栽培量も減ってきていることから幻の小麦と言われています。

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提供:前田食品株式会社

ちなみに「さとのそら」はこの「農林61号」の後継品種として開発されております。今回はこの「農林61号」と「さとのそら」を使用し麺を開発しました。


・農林61号(埼玉県産)
商品名:農林61号(前田食品)【蛋白8.3% ±1.0 灰分0.47% ±0.10】
「農林61号」は70年以上の歴史のある品種で、地粉の代名詞とも言える小麦です。倒伏しやすく収量が落ちていることもあり、近年全国的に栽培が激減し、今や幻となりつつある貴重な小麦です。
農林61号らしい、ややくすんだ色と、独特の旨みが特徴です。また、中華麺にブレンドすることで、麺の旨みが増します。

・さとのそら(埼玉県産)
商品名:キング 特(前田食品)【粗蛋白8.5% 灰分0.41%】
独自の製法により小麦の特性を存分に引き出した小麦粉です。粒子が細かいため、軽いお菓子や天ぷら等に最適です。

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今回完成した麺は「農林61号」の持つ豊かな香りと奥深い旨みを余すところなく引き出した、しなやかなストレート麺(番手20番/加水38%)。
「農林61号」や「さとのそら」は中力粉のためタンパク質含有量が低く、理想的なコシを出すのは至難の業とされますが、長年の製麺の経験と卓越した技術によって、香り、旨み、そしてしっかりとしたコシを兼ね備えた極上の麺へと昇華しました。なかでも「農林61号」は、"幻の小麦"と称されるほど希少価値が高く、もしかすると二度と出会えないかもしれない貴重な味わい。この一期一会の一杯を、ぜひじっくりと堪能していただきたいと思います。
※加水は温度・湿度・気温により、日々変化します。


●「ニッポン小麦紀行ステッカー」プレゼント!
「農林61号 醤油らぁ麺」をお召し上がりいただくと、淺草來々軒の「ニッポン小麦紀行ステッカー」を1枚プレゼント!
シールについてくる交換券は「ニッポン小麦紀行トートバッグ」の交換に必要となりますので、お手元に保管ください。



「ニッポン小麦紀行」とは?
国産小麦の需要拡大と普及を目的とし、その魅力を発信するラーメン企画です。本イベントでは、現在当館に出店中の8店舗が、それぞれの出店地域で収穫された国産小麦を使い、オリジナル麺を開発。創作ラーメンとして週替わりで提供します。


[関連リンク]
・淺草來々軒(ラー博公式HP)
https://www.raumen.co.jp/shop/rairaiken.html

・銘店8店が挑む、地産小麦との一期一会「ニッポン小麦紀行」(ラー博公式HP)
https://www.raumen.co.jp/information/news_001901.html