お知らせ 2025.05.28
ニッポン小麦紀行 第6弾「冷製ゆきちから」(6/12~6/18)
ニッポン小麦紀行
第6弾・「龍上海本店」
2025年6月12日~6月18日 販売!
「ニッポン小麦紀行」第6弾は「龍上海本店」より『冷製ゆきちから』を販売いたします!
【販売価格】
冷製ゆきちから 1,200円
※OPEN~1日150食限定
【販売期間】
2025年6月12日(木)~6月18日(水)
ひんやりとした口当たりに、旨味が幾重にも重なる今回の一杯は、夏にこそ味わいたい「冷やしラーメン」。ベースとなるスープは、鶏ガラの優しいコクに、煮干しの深い旨味を重ねたもの。冷却後、さらに"追い煮干し"を施し、ひと口すすれば舌に残る芳醇な香りと濃厚な旨味。冷製ながら決して淡白ではない、うまみの詰まったスープが広がります。
具材は山形の恵みが詰まっています。中央に鎮座する真紅のひとしずくは、龍上海の代名詞である"からみそ"に見立てた"もみじおろし"。その唐辛子には、地元・山形赤湯産の南蛮粉を贅沢に使用。最初から溶かさず、味の変化を楽しむ"後半の主役"としてご堪能ください。
左手には、山形の夏の風物詩「だし」にも欠かせない"納豆昆布"。とろりとした食感が麺と絡み、口の中で清涼感とともに旨味が広がります。
そして右手には、丁寧に湯引きされた豚しゃぶ。脂を抑えた肉の旨味が、冷製スープと出会うことで軽やかなコクを生み出します。仕上げにレモンをきゅっと絞れば、香りと酸味が立ち、味わいはさらに多彩に。
山形の風土と食文化を一杯に凝縮した、まさに"食べる郷土"。この夏だけの特別な一杯を、どうぞお見逃しなく。
●今回使用した小麦
まずは「龍上海本店」の本拠地・山形県で育まれる国産小麦について、簡単にご紹介いたします。
農林水産省が農産物検査法に基づいて指定する「産地品種銘柄」。令和6年の産地品種銘柄では山形県は2つの銘柄が指定されております。
今回、「龍上海本店」では山形県産の「ゆきちから」を100%使用します。
・ゆきちから
商品名: ゆきちから(小川製粉)【灰分:0.40% 粗蛋白:10.0%】
山形県農林水産部によると「ゆきちから」は、グルテンを多く含むため、中華麺にした場合弾力性があってコシが強く、伸びにくい特長があるとのことです。山形名物「冷たいラーメン」や、「ゆきちからラーメン」の登場などでも需要が伸び、現在は小麦作付面積の6割を占めるようになったとのことです。
今回の麺は、龍上海の定番よりも太い14番の太縮れ麺。
茹でる直前にしっかりと手もみを施し、丁寧にゆで上げます。見た目は同じでも、噛んだ瞬間、その違いははっきりと舌に伝わるはずです。
使用したのは、山形県産の「ゆきちから」100%。実は山形では製麺に使える小麦の選択肢が非常に限られており、定番の「ナンブコムギ」が時期的に入手できなかったため、"ゆきちから一本"で麺を仕上げるという挑戦が生まれました。
龍上海三代目店主・佐藤元保氏はこう語ります。「小麦が限られるなかで、"ゆきちから"だけで納得のいく麺に仕上げるのは本当に難しかった。詳しいことは言いません。けれど、この麺を食べていただければ、すべて伝わると思います。僕自身にとっても、大きな学びになった一杯です。」
何気ないようでいて、実は挑戦の末に生まれた渾身の麺。その一口には、素材の可能性を引き出す職人の矜持と、土地の風土と向き合った情熱が込められています。従来の麺との"違い"を、ぜひ感じてみてください。
●「ニッポン小麦紀行ステッカー」プレゼント!
「冷製ゆきちから」をお召し上がりいただくと、龍上海本店の「ニッポン小麦紀行ステッカー」を1枚プレゼント!
シールについてくる交換券は「ニッポン小麦紀行トートバッグ」の交換に必要となりますので、お手元に保管ください。
「ニッポン小麦紀行」とは?
国産小麦の需要拡大と普及を目的とし、その魅力を発信するラーメン企画です。本イベントでは、現在当館に出店中の8店舗が、それぞれの出店地域で収穫された国産小麦を使い、オリジナル麺を開発。創作ラーメンとして週替わりで提供します。
[関連リンク]
・龍上海本店(ラー博公式HP)
https://www.raumen.co.jp/shop/ryushanhai.html
・銘店8店が挑む、地産小麦との一期一会「ニッポン小麦紀行」(ラー博公式HP)
https://www.raumen.co.jp/information/news_001901.html