沖縄「琉球新麺 通堂」 2025.06.10
ニッポン小麦紀行 第7弾「~にしのかおり~伊江島産小麦の魚介醤油つけ麺」(6/19~6/25)
ニッポン小麦紀行
第7弾・「琉球新麺 通堂」
2025年6月19日~6月25日 販売!
「ニッポン小麦紀行」第7弾は「琉球新麺 通堂」より『~にしのかおり~伊江島産小麦の魚介醤油つけ麺』を販売いたします!
【販売価格】
~にしのかおり~伊江島産小麦の魚介醤油つけ麺 1,100円
※OPEN~1日150食限定
【販売期間】
2025年6月19日(木)~6月25日(水)
つけダレには、琉球新麺通堂を代表する二大スープ「おとこ味」と「おんな味」を融合させた贅沢ブレンド。「おとこ味」は力強いコクのある豚骨白湯、「おんな味」は鶏をベースに魚介の旨味を重ねた澄んだ清湯スープ。そこに香り高いかつお油を加えることで、ふくよかな香りと深みを持った唯一無二のつけダレが誕生しました。
具材には、シャキッとしたキャベツ、旨味たっぷりのバラチャーシュー、香り立つネギ、海苔、そして旨味の爆弾とも言える節粉(魚粉)を添え、スープとの一体感を演出します。
さらに嬉しいのは、麺の提供スタイルが「ひやもり」と「あつもり」から選べること。それぞれで麺の食感や風味の感じ方がガラリと変わります。ぜひ期間中に両方お試しいただき、奥深い麺の世界を体験してみてください
●今回使用した小麦
まずは「琉球新麺 通堂」の本拠地・沖縄県で育まれる国産小麦について、簡単にご紹介いたします。
農林水産省が農産物検査法に基づいて指定する「産地品種銘柄」において、沖縄県で指定されている銘柄は存在しません。
しかしながら、沖縄は琉球王朝時代から小麦の一大生産地だったと伝えられています。麦饅頭、天ぷら、麦味噌など、小麦は島民の生活や文化に深く浸透した重要な作物のひとつでした。戦後一時的に減少した小麦生産、いまその価値をふたたび見直そうと集まった農家が伊江島小麦生産事業組合を立ち上げその普及に尽力しています。
今回、「琉球新麺 通堂」では、伊江島小麦生産事業組合により作られている「ニシノカオリ」を使用します。
その伊江島で生産されている小麦粉は「江島神力」と「ニシノカオリ」の2種のみ。残念ながら、「江島神力」は生産量不足により今回の企画では出荷出来ず「ニシノカオリ」を使用。
ただ、両銘柄ともに全粒粉のみで、「ニシノカオリ」の全粒粉100%で作ると県産ニシノカオリの特性上、香りが強すぎるため、今回は同じ九州地方の「ちくしW2号(ラー麦)」をブレンドすることとなりました。
・ニシノカオリ
商品名:伊江島小麦ニシノカオリ全粒粉(いえじま家族)【灰分:1.5%±0.05% 粗蛋白:12.0%±1.0%】
ニシノカオリは、西日本において国産小麦でパンを作りたいという需要に応える形で、2000年に九州沖縄農業試験場(現・農研機構)によって開発されました。特徴として温暖地・暖地の平坦地に適した、高蛋白含量の菓子パン用小麦の品種です。特に、パンの食感、風味、香りが高く、フランスパンやハード系パンにも適していますが、中華麺でも使われております。
沖縄県では近年になって地元産の小麦復活を望む声や地産地消の動きが高まり、2010年頃、九州由来のニシノカオリが新たに導入されるようになりました。
・ちくしW2号(ラー麦)
商品名:ラー麦(鳥越製粉)【灰分:0.45% 粗蛋白:10.5%】
福岡県は北海道に次ぐ全国第2位の小麦生産県であるとともに、「博多ラーメン」などの低加水で細いストレートめんを使用したとんこつラーメンが有名ですが、これらの原料は外国産に頼っています。
一方、現在生産されている小麦はほとんどがうどん用であり、用途としてはすでに飽和状態にあります。そこで、県産小麦の新たな需要創出のために、とんこつラーメン用としての適性が優れる硬質小麦品種として、福岡県農林業総合試験場(筑紫野市)において、全国に先駆けてラーメン用小麦の開発に挑戦し、2007年度にちくしW2号(ラー麦)を開発しました。
生めんの色相が良く、粘弾性に優れ、茹で伸びし難く、とんこつ用ラーメン適性に優れているという特長があります。
今回の麺は、南国の陽光をたっぷり浴びて育った沖縄県産「ニシノカオリ全粒粉」と、福岡が誇るラーメン専用品種「ちくしW2号(通称:ラー麦)」を絶妙にブレンド。幅広の平打ちストレート麺は、番手12番の逆切り麺。しっかりとした太さがあり、ひと噛みするたびに小麦の力強さが口いっぱいに広がります。
加水率は31%。小麦そのものの香りと旨味がダイレクトに舌を打つ、まさに"噛んで味わう"麺。自然の恵みと製麺技術が織りなす、ひと口で記憶に残る一杯です。ぜひ、麺そのものと向き合う時間をお楽しみください。
「~にしのかおり~伊江島産小麦の魚介醤油つけ麺」の販売について
平日17:00以降は、居酒屋営業と並行して当メニューの販売を行います。
居酒屋をご予約のお客様を優先的にご案内するため、当メニューをご注文の際は、お待ちいただく場合がございます。
あらかじめご了承くださいませ。
【平日】
11:00~15:30L.O.(16:00一時閉店)※15:30~17:00は準備のため一時休業。
17:00~20:30L.O.(21:00閉店) ※居酒屋営業と同時に当メニューの販売をいたします(その他のラーメンは販売いたしません)
【土日】
終日、当メニューの販売をいたします。
●「ニッポン小麦紀行ステッカー」プレゼント!
「~にしのかおり~伊江島産小麦の魚介醤油つけ麺」をお召し上がりいただくと、琉球新麺 通堂の「ニッポン小麦紀行ステッカー」を1枚プレゼント!
シールについてくる交換券は「ニッポン小麦紀行トートバッグ」の交換に必要となりますので、お手元に保管ください。
「ニッポン小麦紀行」とは?
国産小麦の需要拡大と普及を目的とし、その魅力を発信するラーメン企画です。本イベントでは、現在当館に出店中の8店舗が、それぞれの出店地域で収穫された国産小麦を使い、オリジナル麺を開発。創作ラーメンとして週替わりで提供します。
[関連リンク]
・琉球新麺 通堂(ラー博公式HP)
https://www.raumen.co.jp/shop/tondo.html
・銘店8店が挑む、地産小麦との一期一会「ニッポン小麦紀行」(ラー博公式HP)
https://www.raumen.co.jp/information/news_001901.html