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お知らせ 2025.08.29

「ラー博Limited ~挑戦と絆~」 第3弾「春木屋郡山分店」郡山ブラック 2025年9月13日(土)~15日(月)

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2025年8月9日(土)よりスタートした「ラー博Limited ~挑戦と絆~」。
この企画では、当館に出店経験のある54の銘店を中心に、店主たちが"挑戦"と"絆"をテーマに、今この瞬間にしか味わえない渾身の一杯を披露します。

詳細はこちら
https://www.raumen.co.jp/information/news_001945.html

【ラー博Limited 第3弾】
地元を愛する男の、新たなる挑戦。
「春木屋郡山分店」手塚英幸が郡山ブラックに挑む!

第3弾は、荻窪中華そば 春木屋の1番弟子・2番弟子・3番弟子が集結する「春木屋郡山分店」の1番弟子、手塚英幸さんが地元郡山の郷土ラーメンであり名物でもある「郡山ブラック」に挑戦します。

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●郡山ブラックとは

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郡山ブラックは、濃口醤油やたまり醤油を使った漆黒のスープが印象的な醤油ラーメンです。
2024年3月には「郡山ブラック」が、文化庁の「100年フード」の「近代の100年フード部門 ~明治・大正に生み出された食文化~」に認定されました。
郡山観光協会によると、その起源は1917年頃、市内の食堂で提供され始めた一杯に遡ります。数ある提供店の中でも、最も長い歴史を持つのが「ますや食堂」のルーツを継ぐ「ますや本店」です。

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現在の郡山ブラックには、大きく二つの流れがあります。
ひとつは、醤油ダレとガラスープを一つの寸胴で合わせる昔ながらの製法「郡山クラシックブラック」。もうひとつは、醤油ダレを丼に入れスープを注ぐ、現代的に進化させた「郡山ネオブラック」です。

昔から「郡山ブラック」と呼ばれていたわけではありません。メニュー名としては「こいくちラーメン」やシンプルに「中華そば」や「ラーメン」と呼ばれていましたが、富山県のご当地ラーメンである「富山ブラック」が知名度を上げたことにより、2010年前後から「郡山ブラック」と呼ばれるようになったと言われております。

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●春木屋郡山分店流 "郡山ブラック"

春木屋郡山分店の店主・手塚英幸さんが挑むのは、「郡山ネオブラック」系の一杯です。
近年は「郡山ブラックはありませんか?」という声が後を絶たず、系列店の「角麺」や「ぴーちゃん」でも独自の郡山ブラックが提供されるようになりました。そこで今回、手塚さん自身も春木屋の個性を活かしつつ、郡山の人々に愛される一杯を目指して挑戦に踏み出しました。

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その鍵となるのが「醤油ダレ」。長年継ぎ足してきた春木屋のかえしに、特製醤油で煮込んだチャーシューダレを合わせ、さらにフランス料理の技法"ガストリック"を応用。砂糖と酢を煮詰め、メイラード反応によって生まれる香味成分が、深みとコクを引き立てます。手塚さんは「郡山の人は少し甘めの味が好きなので、この技法を取り入れました」と語ります。

スープは、春木屋のスープだけでは煮干しの風味が強すぎるため、鶏ガラスープをブレンド。さらに強火で炊いた鶏スープを加えることで、より力強い旨味を実現しました。結果として、ほのかに春木屋の面影を残しながらも、鶏の旨味が重なった新しい郡山ブラックへと昇華しています。
脂には、鶏油をベースにラードを合わせています。
麺をすすった瞬間、鶏油ならではの芳醇な香りがふわりと広がり、口いっぱいに旨味が染み渡ります。

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麺にも大きな違いがあります。
春木屋郡山分店が使用するのは、低加水の中太手もみ麺(#20)。一方、郡山ブラックには加水率38~42%の多加水ストレート細麺(#22)を使用。もちろん春木屋同様、自家製麺です。

手塚さんはこう語ります。
「もともと郡山の人たちは、このくらいの細さと食感の麺を好んできました。だからこそ郡山ブラックは、地元に自然となじむ麺に仕上げたんです」

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●「春木屋郡山分店」の手塚さんより一言
私にとって郡山ブラックは、特別な存在です。
幼い頃、父に連れて行ってもらった「ますや分店」の味は、今も心に刻まれた"ソウルフード"。その郷土の味を、ぜひ皆さんにも味わっていただきたい──そんな想いで今回の一杯を作りました。
春木屋郡山分店の看板を掲げる以上、春木屋らしさを感じてもらうことは欠かせません。けれど同時に、郡山ブラックの個性をどう引き出すかに苦心しました。

ラー博の常連さん、そして首都圏のお客様がどんな反応をしてくださるのか、今から胸が高鳴っています。
わずか3日間という限られた期間ですが、私の郷土の味をぜひ楽しんでいただければ幸いです。皆様のご来館を心よりお待ちしております。




店舗名:ラー博Limited第3弾 「春木屋郡山分店」
開催日:2025年9月13日(土)~15日(月)
場 所:新横浜ラーメン博物館 地下1階「ラー博Limited」(博多一双 前)

春木屋郡山分店の歴史は下記バックナンバーをご参照ください。
(2023年11月時の記事となります)

【あの銘店をもう一度】 第27弾「春木屋郡山分店」
https://note.com/ramenmuseum/n/nd13a1d0a0e52