現在地
  1. HOME
  2. ラーペディア
  3. 豚骨ラーメンの名脇役紅生姜は彩を考えて入れるようになった。:ラーメントリビア

ラーメントリビア

Raumen Trivia

豚骨ラーメンの名脇役紅生姜は彩を考えて入れるようになった。

とんこつラーメンのお店に行けば必ずといってもいいほど卓上にあるのが紅生姜。この紅生姜のルーツを探ると昭和34年に遡ります。

紅生姜を初めてラーメンに入れたのは福岡にある「のんき屋」さんというお店です。店主大石峰生さんはラーメンを見てふと思いました。ラーメンを上から見ると白いとんこつスープに麺。黒い海苔に茶色がかった肌色のチャーシュー、黒いキクラゲ。緑のネギがあるとはいえ、白と黒の世界に寂しさを感じた大石さんは、「そうだ彩りがないからだ」と思い、紅生姜を入れてみたらどうだろうと考えました。

これが入れてみると、赤い彩りの美しさはもちろんのこと、紅生姜の独特の味と刺激がとんこつスープと合い、好評を呼んだのです。

さらに驚くことにもう一つの名脇役「辛子高菜」をラーメンに初めて入れたのも大石さんなのです。もともと辛子高菜は、高菜の漬物を油で炒め、唐辛子などで味付けした家庭用のものだったのですが、お客さんからの要望で出すようになったのだそうです。

その後紅生姜は博多にとどまらず、長浜や久留米にも普及し、今では全国のとんこつラーメン店で見受けるほど浸透しているのです。