新横浜ラーメン博物館
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がんばれ東北! がんばろうラーメン!

気仙沼の食堂を復活させる復興プロジェクト
2012年1月19日(木)配信/新横浜ラーメン博物館









『かもめ食堂』という店
「かもめ食堂」は、昭和17年気仙沼市南町(気仙沼湾沿い)で創業した老舗の食堂です。約6坪14席の店内は、気仙沼漁港に出入りする人、水産加工会社に勤務する人や学生で大繁盛していました。昭和30年頃からラーメンの提供を始めるとすぐに店の一番人気メニューとなり、以降も地元客に愛され続けた食堂でしたが、平成18年4月、後継者不在を理由に惜しまれつつも閉店。そして、平成23年3月11日、東日本大震災の津波により店舗跡が全壊してしまいました。




かもめ食堂を受け継ぐ
「かもめ食堂」を受け継ぐのは、気仙沼出身で東京・葛西のラーメン店「ちばき屋」店主であり、日本ラーメン協会理事長の千葉憲二氏です。


【千葉憲二氏プロフィール】                                              
昭和26年宮城県気仙沼生まれ。高校まで気仙沼で過ごす。
大学を卒業後、東京・京橋の日本料理の銘店「ざくろ」に入社。後に日本橋店の料理長となる。その後、銀座「江島」の開店に関わり、全店の総料理長として「江島」を人気店に押し上げた。
ラーメンの魅力に取りつかれ、1992年8月東京・葛西に「ちばき屋」を開店。日本料理の経験を生かした支那そばで一躍超人気店に。半熟煮玉子をラーメンに取り入れた最初の店でもある。
現在は、「ちばき屋」5店舗の店主、日本ラーメン協会理事長を務めるほか、銀座の料理店「まかない きいち」にて自ら包丁を振るう日々である。震災後も幾度となく気仙沼に足を運び、炊き出しをするなど故郷に対する想いは人一倍強く、わび・さび、人情を大切にする料理人である。

『かもめ食堂』は、特別な店ではありません。しかし、誰もが知っていた気仙沼のシンボル的な店でした。千葉氏が店で食べた初めてのラーメンはこの『かもめ食堂』。そして今も同氏のラーメンの原点は『かもめ食堂』なのです。
震災後、幾度となく気仙沼を訪れ、炊き出しなどをおこない、被災者と話しをするうちに、いずれ復興を象徴するシンボルが必要になると感じていました。「『かもめ食堂』を気仙沼に復活させたい」。震災前の平和な気仙沼を早く取り戻し、日常の食堂を復活させることで雇用創出や次世代の気仙沼を担う子供たちの希望になればという千葉流の復興プランである。
そんな中、同氏が理事長を務める日本ラーメン協会主催のラーメンイベント「東京ラーメンショー」にて『新・かもめ食堂』として復活出店させることになったのです。いざスタートしてみると反響も大きく、気仙沼出身者からも「是非気仙沼に復活してほしい」との声が数多くあがりました。
イベント終了後、『かもめ食堂』を地元に復活させるべく、早速、気仙沼に向かうも、港の周辺の復旧状況や建築制限によってすぐに復活させるには「早くても1年以上はかかるだろう」。そんな状況を聞いた新横浜ラーメン博物館の館長は「ならばラーメン博物館でかもめ食堂をオープンしましょう!」と提案。新横浜ラーメン博物館で『気仙沼』そして『かもめ食堂』の魅力を全国の人に知ってもらい、その後3年をめどに気仙沼で店舗を構える予定としました。同氏は3年の間に、気仙沼出身の従業員を募集・育成、気仙沼での店舗候補地選定をして、店舗の営業を目指します。そして将来的には店舗の運営も気仙沼出身者に任せる構想があります。
元々の『かもめ食堂』を経営していた方も同氏の構想を理解し、『かもめ食堂』の店名を受け継ぐことに理解を示してくれました。
こうして新横浜ラーメン博物館に『かもめ食堂』が復活することとなったのです。



かもめ食堂のメニュー
今回、「気仙沼かもめ食堂」を復活させるのに際し、味は当時の「かもめ食堂」のものではありません。メインのラーメンは、気仙沼らしさを前面に出した塩ラーメンです。そして食堂メニューは、日本料理の名店で料理長まで登りつめた千葉氏が作る本格的なメニューになります。



魚介類を丸二日間塩漬けし、水、酒、昆布を合わせた特製のタレが決め手の塩ラーメン。鶏ガラをベースに鯛干し、昆布を加えたダブルスープ。気仙沼特産のサンマ香油がアクセントになり気仙沼の海を想わせる塩ラーメンです。麺は中細縮れ麺で抜群の相性です。

主なメニュー
気仙沼ラーメン 潮味 ・・・800円
気仙沼ラーメン 潮味 半熟煮玉子入り ・・・900円
気仙沼ラーメン 醤油味・・・ 800円
気仙沼ラーメン 醤油味 半熟煮玉子入り・・・ 900円
皮付・豚のやわらか丼(角煮丼)・・・ 550円






【関連リンク】
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ちばき屋オフィシャルホームページ


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